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宍道町御鎮座

 

宍道町には、氷川神社他七社の神社が御鎮座されています。氷川神社・大森神社・丹部神社以外の五社をご紹介いたします。

佐為神社

鎮座地 島根県松江市宍道町白石1464番

主祭神 猿田彦命

祭日  春祭 四月十日、例祭 十月十三日

境内社 佐為高守神社、金刀比羅社

当社は延喜式内の社として白石村の内佐為谷人民の産土神にして創立年代不詳ではあるが、出雲風土記所載の古社にして風土記には狭井社とあり、延喜式神名帳には佐為神社とみえている。

当社の東方小丘は字高守と云う風土記の佐為高守の社の旧所在地であったと伝えている。

宇賀神社

鎮座地 島根県松江市宍道町佐々布1201番

主祭神 宇賀能賣命

祭日  歳旦祭 一月元旦、大祓祭 八月二十五日

    例祭 十月二十五日

境内社 社日宮

当社は大國主之大神親猟の犬垣たるを以って地名となす。主神

宇賀廼綾止女命にして地名も宇賀之女なるを誤訓の岡之目と違えり。古来、大森神社の境外末社の上列であった。

金山八幡宮

鎮座地 島根県松江市宍道町白石2279番

主祭神 誉田別命(応神天皇)

祭日  夏祭 八月五日、例祭 十月十五日

境内社 

亀島神社

鎮座地 島根県松江市宍道町宍道764番

主祭神 市杵島姫命

祭日  例祭 八月十日、漁業祭 八月十一日

境内社 三穂神社

市杵島姫命を勧請して、亀島大明神として祀り、牛馬、船舶の安穏、漁獲豊漁の守護神として住民の尊崇厚く、毎年六月晦日には近郷近在より参詣するものや、牛馬を引いての参詣も多かったようです。

御神体が北側湖上に面した時には、沖を通る船に祟りがあり、また南向きにして陸に面する時には、牛馬の歩行を難渋にしたので、祟りを恐れて西向きに建立した事が語り伝えられています。

伊甚神社

鎮座地 島根県松江市宍道町伊志見188番

主祭神 大年神、倉稻魂命、武御名方命

祭日  大祓祭 六月三十日、例祭 十月十九日

境内社 美濃神社

本社は、伊志見宮原にあって、伊志見川より上ること約一粁にある。当社の地は天平年間迄 出雲郷の属地にして出雲風土記に見える伊自美ノ社、延喜式に見える伊甚神社で、中古 意宇郡に属し伊志見村三社大明神と云い 維新以来 旧名に復し伊甚神社と称す。

 社記によると往昔、伊志見国造の祀った神社で、出雲大社と特別の関係があって、維新前までは遷宮毎に出雲大社の古材を受けて造営することになっていた。また、毎年正月十七日 御田植式の神事として、特殊の古伝祭が昭和の初めまで執り行なわれていた。

八幡神(やはたのかみ、はちまんじん)は、日本で信仰される神で、清和源氏をはじめ全国の武士から武運の神(武神)「弓矢八幡」として崇敬を集めた。誉田別命とも呼ばれ、応神天皇と同一とされる。本社は、金山要害山の裏にある。石清水八幡宮、山崎八幡宮の祭神を勧請したものである。旧佐々木氏の氏神で その後この部落の氏神となる。

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